雲ひとつ無いすこーんと抜けた青空の朝。気温も上がりそう。
どちらかと言えば僕は、秋空は、ぽかぽかと浮かぶ雲があるほうが好みなのだけど。
で今日は、紅葉シーズンに親子を六甲山に誘う『ややのんびり親子ハイキング六甲魚屋道』。今回は13家族43名の親子と一緒。ぽかぽか陽気の最高の天気でよかったね。
朝9時に遅刻者なしで園を出発。大型バスを貸り切って、かつては十国展望台があった場所、いまは『六甲山ガーデンテラス』まで一気に上る。今日の特記事項は、春は工事中だったエクシブがオープンしていたことと、恒例の六甲全山縦走大会の日だったこと。(世間的にはポッキーの日で盛り上がっているのかな)
六甲山ホテルもリニューアルするし、近ごろ六甲山の再開発が活発だ。これももちろん訪日外国人が増えたせいだろう。年間を通して六甲山で遊ばせてもらうが、山頂エリアのアジア圏からの外国人が近年ほんとに増えた。今日も駐車場には中国語が書かれた観光バスが駐車していて(車体に中国語が書かれている。つまり日本常駐の中国人向けの旅行社があるということなのかな)、旗をもったガイドさんが率いるツアーも数組みかけた。
今日は予想以上に山頂エリアも気温が高く、Tシャツ一枚でいい陽気だ。紅葉も美しく、絶好の秋の山歩き日和。ハイカーももちろん多い。
六甲山最高峰に12時少し前に到着。電波塔の下で弁当を食べて、魚屋道を下りロープウエイ有馬温泉駅に着いたのは15時20分。ガーデンテラスのバスに戻り16時20分発で園に帰る。43号線が渋滞していて園に帰着は18時。予定より遅くなったが、ケガ人も出ずトラブルもなく無事楽しい一日が終えられた。
じぶん自身の身の上に気になることは、ロープウエイを待つ間ふくらはぎのストレッチをしたが、それが起因して左腓腹筋に筋膜炎のような痛みが起きたこと。大きな故障につながらなければいいのだが。
帰宅後は荷物をほどき、疲れていたのでしばし休憩。家人は飯も食わず風呂に入ってもう寝るというので、僕はやっぱり走ることにする。明日は午後から広島出張で夜は懇親会があるため走れない(仕事の本番は明後日午前中)。なので10kmくらいを目標に走ることにする。
空腹感はさして無いがスニッカーズ・ミニを食べてスタート。ところが4kmを過ぎたあたりから、また低血糖症状となる。
家人に「低血糖になったらどうなるん?」と帰宅後訊かれたのでおさらいをしておく。症状1、手先が冷たくなって痺れてくる。症状2、焦点が定まらず真っ直ぐ走れずフラフラする。症状3、全身の力が抜けて走ることがままならなくなる。症状4、記憶が飛ぶ。そんな感じ。今夜は、眩しい光を直視したような残像が長く残ることがあったが、直前の記憶をたどっても車のヘッドライトを直視した過去が思い出せない。回復するためジェル、レモングミ(それでも回復しないため)、自販機でミルク紅茶を補給してなんとか血糖値を上げて10kmジョグを終える。やれやれ。
帰宅後は銭湯からのCORONAの黄金コース。銭湯ではサウナと水風呂を3セット。風呂上がりにアルニカオイルでふくらはぎをマッサージ。脱衣場のテレビでは日米プロ野球戦が観ている人もないのに放映中。そういえば、小学生の時、オヤジとじいちゃんに連れられて、全日本選抜とニューヨーク・メッツの試合を甲子園球場のグリーンシートで観たことを思い出す。オヤジにしたら相当思い切った出費だっただろう。でもその甲斐はあったと言えるのではないか。無理して息子に買ったチケットは、こうしていつまでも心に残っている。親が子どもにできることとして、それ以上のことはない。そう思う。マジ卍。
風呂上がりにCORONAで晩飯。すだちのジントニック(ジンはボタニスト)、モヒート、赤ワイン✕2。こかぶと玉ねぎのスープ、サーモンと焼きなすのサラダ、牛肉の赤ワイン煮込み。締めはリクエストして用意してもらっていた裏メニューのナポリタン。下町で食べる山の手の洋食屋で出されるような上品な味。ごちそうさまでした。
このハイキングの記録は途中の極楽茶屋から。