RUN for UTMB®︎あるいは僕の、走ることについて語るときに僕の語ること。

2018年UTMB®リタイアからはじまる50代トレイルランナーの挑戦記。

1月19日(土)VibramHK100①スタートまで

 1時に目覚めてから4時まで二度寝。と言っても、少し眠っては起きの繰り替えしで結局あまり寝ないまま起床。
 シャワーを浴びて身支度を調えて朝食。サンドイッチ、牛乳、メロンをゆっくりと食べる。今回初投入のGONTEX貼っ足りを両脚に慎重に施す。最後に2種類のドロップバッグ(中間エイドとフィニッシュ地点)の中身を確認して部屋を出た。

 5時45分にロビーに集合してチャーターバスでスタート地点へ移動する。天気は曇り、気温は寒さを感じない程度だ。30分ほどでスタート地点に着く。スタート地点は公園のような場所。まだ夜明け前で、選手もまばらである。中間エイドに送るドロップバッグを預け、お花と二人で公園内のベンチに座って待機する。日本ならスタート地点に物販ブースがいくつか出店しているが、見たところそういうテントがなかったので、ひたすら時が過ぎるのを座って待つ。続々とやってくるランナーたちを見ているだけで飽きないからいいが、お花は退屈そうだ。たまたま隣に来たのは香港のチームサロモンの若い選手たちだった。取材が来たり、外国のサロモンの選手が訪ねてきたり、賑やかに準備をしている。

 すっかり夜が明けてスタートまで30分になったので、防寒ウエアを脱いでフィニッシュ地点に送るドロップバッグに入れて預ける。ツアーの皆と記念撮影し検討をたたえ合いそれぞれのスタート地点に向かう。僕は遅いので、最終の第3ウエーブである。第1ウエーブより15分遅くスタートするため、第1ウエーブのスタートを撮影することにした。音楽も流れずあまり派手な演出もなくMCだけの盛り上げ。香港では大きな大会であると思うーー何しろ全20戦あるUTWT(Ultra-Trail World Tour)の第一戦だーーが、UTMFと比べても、ずいぶんのんびりしたムードが漂う。カウントダウンとともに、第1ウエーブの選手がダッシュでスタートした。

 速いランナーたちを見送り、じぶんのスタート地点に行く前にお花と写真を撮り別れる。風邪は治りつつあるのか。体調は悪くなく、気持ちはリラックスしている。

 いよいよスタート。曇り無風、ちょうどいい気温のなか、第3ウエーブは穏やかに出発した。

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