RUN for UTMB®︎あるいは僕の、走ることについて語るときに僕の語ること。

2018年UTMB®リタイアからはじまる50代トレイルランナーの挑戦記。

奥三河パワートレイル前後。(3月24日〜4月21日)

3月23日から、ブログを書く時間も気力もなく忙しくしていた。
年度末と年度初めは、言いたくはないけれど、どうしてもそうなる。

この間、4月初旬には今年の第3戦「奥三河パワートレイル」70kmに初参戦した。結果は65kmでリタイヤ。あいかわらず胃が壊れる。本当に学べないヤツだとつくづく思う。昔トライアスロンやマラソンでそれなりに上位を目指していた頃のじぶんなら「そんなにリタイヤばかりして嫌にならないのか」と訝しんだだろう。しかし今は、好んでなったわけではないこのポジションでの参戦は、今のじぶんにとって、非常に大事な機会となっている。

さて、これまでの主なトピックスを書いておく。

24日(日)は3週連続の六甲全縦。ただし、この日は初めての「逆走」だった。つまり、宝塚から塩屋へいつもとは逆の東から西への走りだ。後半アップダウンが続くコースとなり、順走よりもキツくなるかと思ったが、最後の高倉台の階段がきつかったくらいで、思ったよりも走れた。先週の順走よりも10分ほどの遅れにとどまったので、まずまずの仕上がりである。

28日(木)はD私幼教研大会のワークショップ3時間。この日のために新しいスライドを作って「保育ファシリテーション基礎」を行った。しっかりと準備ができたし、じぶんとしてはまずまずの出来。

29日(金)はキックオフ合宿のためにYとともに六甲山の研修所へ前乗り。今年は雪も降らずいい気候だ。

30日(土)−31日(日)は2019年度キックオフ合宿。一年でいちばん心が躍る研修会だ。6名の新メンバーを迎え、充実した2日間となった。暖かく天気もよかったが2日目は雪がちらついた。やはり侮れない。

4月1日(月)本日のナーサリー入園進級式から2019年度が始まる。天気もよく桜も八分咲きで良きスタートとなった。

4月2日(火)高3のお花が帰郷。というか彼女は今朝、カンボジアから成田に帰国して、飛行機を乗り継いで帰宅した。充実の研修旅行だったようでよかったね。

4月4日(木)T市のSこども園の園内研修。3時間を2セット。意欲的なメンバーで楽しく研修させてもらった。準備は大変だけど。研修のあいまに富士登山競走の宿予約のクリック競争。無事第3候補の宿を予約できた。

4月5日(金)夜はYばあちゃんを誘って、家族とともにAdhoc。結婚20周年とお花の18歳の誕生日を祝った。

4月6日(土)7日(日)今年3戦目「奥三河パワートレイル」参戦のために現地入り。エグザンティアで5時間。泊まったのは桜の名所の公園の前にある小さく古い宿。行きの高速のサービスエリアで買った巻き寿司といなり寿司を食べて就寝20時。起床1時。朝食はカップ蕎麦といなり寿司2個。駐車場に車を置いてバスでスタート会場まで移動。スタートの6時まで椅子のある室内で待てたのは助かる。ぎりぎりにトイレを済ませて、最後尾からスタート。気温が低く、僕のペースではなかなか身体が温まらない。渋滞も多く、第1エイドに着いたのは関門10分前で焦る。50kmくらいまで順調に進んだが、第5エイド前から胃が気持ち悪くなりだし、最後の鳳来寺山で完全に終わる。走力はついてきたと思うが、どうしても胃を壊してしまう。エイドで食べられたことで安心していたが、それでは間に合わないらしい。心拍数と呼吸が早くなり、嘔吐を繰り返す。やがてふらふらになり、まっすぐ歩くこともままならなくなる。
後日主治医に相談したところ、もっと頻繁に補給をして、ずっと胃を動かし続けておくほうがいいのかもしれないということになった。UTMFでは意識して、ほんとうに少しずつ補給を続けるようにしようと思う。
回収バスでフィニッシュ地点に戻ると、会場はすでにフィニッシュゲートなどを撤収中だった。切ないという感傷的な気持ちもわかず、いまはただ、一刻も早く風呂に入って眠りたいという生理的不快感の解消だけを望む。
川沿いの一軒家をリフォームした湯谷温泉の宿に投宿。夕食は何も食べる気が起こらず、風呂に入ってベッドに倒れ込んだ。
翌朝はすっきりと目覚め、朝風呂に入る。朝食は薬膳で、胃に優しく美味しく完食できた。レース後の宿としてはこれ以上ない組み合わせ。これまで出たミドルレースのなかでは、もっとも厳しく変化に富んだコースで、地元の歓迎感も素晴らしい。来年も帰ってきたいと思わせるレースだった。

4月8日(月)道の駅でお土産を買って午後1時に無事帰着。帰宅したばかりのエグザンティアを修理に出す。助手席側のシートベルト、エアコン、リアバゲッジのトノカバーが今回の修理箇所。なかなか手間のかかる修理である。夕方はにしおかでメンテナンス。

4月9日(火)小学校入学式。僕は恒例のU小学校へ卒園児たちを祝賀するために出席。在校生の歓迎アトラクションが無難すぎて面白くない。

4月10日(水)ようちえん入園式。あいにくの雨だが、新入園家族は皆、晴れやかな笑顔を見せてくれて救われる。降園時間には雨もほぼ止み、満開の桜の木の下で記念撮影ができてよかった。

4月11日(木)始業式。全園児と保護者が集まると園庭がすし詰め状態になる。本当に多くの方の信頼と期待を感じる。今日から2019年度がリアルスタートとなる。一年間、小さな奇跡を積み重ね、大きな喜びに包まれますように。

4月12日(金)東京出張。全日委員会、10時から16時。課題山積だが、ひとつずつ解決していくしかない。僕はECEQコーディネーター養成講座を東西で受け持つ。今年度の目標は、誰もが講師をできるような養成テキストを作ることだ。やりがいはあるが、簡単ではない。

4月13日(土)疲労が抜けず、自宅で事務仕事。

4月14日(日)まだ疲労が抜けきらないなかUTMFまでの最後の六甲山。三宮〜新神戸〜雷声寺〜旧摩耶道〜青谷〜摩耶山〜稲妻坂〜市ケ原〜布引ダム〜城山〜新神戸〜三宮。雨のなか、木々の新芽が瑞々しく光り、絶え間なく野鳥のさえずりが聞こえるなかでのトレイルは最高だった。下山後は赤萬で3人前と小びん。そしてサウナ。久しぶりのゴールデンコースで締めた。

4月15日(月)〜18日(木)園内外で会議の連続。ようやくブログを再開できるような余裕も出てくる。

4月19日(金)夜、ナーサリーヤングチーム6名と懇親会。福島おちび。味と席はよかったが、やはり値が張る。

4月20日(土)就職フェア参加。昨年よりも学生の数が多く、ブースに来る学生の聴く態度もリアクションがよかった。帰って広島からの来客。大口の研修依頼。がんばらねば。

4月21日(日)新入園児家族歓迎バーベキュー大会。天気もよく、総勢230名余りの参加者が作って食べて飲んで楽しんだ。こういう場をつくることが僕の仕事であり、場で主役になるのは保護者である。僕がしたことは、BGMの選曲と炭火の熾し方レクチャー、大抽選会のMC、そして酒を注いで回ること。こうして人々が場に馴染み、万が一のときに自主的に機能するコミュニティとなることが、僕がこういう場をつくる究極の目的である。