RUN for UTMB®︎あるいは僕の、走ることについて語るときに僕の語ること。

2018年UTMB®リタイアからはじまる50代トレイルランナーの挑戦記。

1月12日(土)亀岡で道迷い。

 研究会の新年会のために亀岡へ。
 宿に近い低山を軽く走ろうと思っていたが、午前中からの仕事が長引いて、亀岡に着いたのが午後4時をまわっていた。
 地図であたりをつけていた朝日山をめざす。麓の寺の駐車場をスタートしたのが4時14分。ほとんど人が歩いていないような心細いシングルトラックを上り、30分でほぼ山頂へ着く。どんよりとした曇り空のため、これ以上行けば日が暮れると判断して折り返す。
 ところが上ってくる途中でチェックしていたヘアピンカーブを見過ごす。内心「やっぱり見過ごしたか」と思うが、こちらのトレイルのほうが上ってきた道よりも踏み跡がしっかりしているので、麓まで続いているだろうと信じて先を行く。 やがて広いトレイルに出て安心して走り下りるが、どうも方角がいつまでたっても違う。iPhoneを取り出してGPSで確認すると、やはりまったく逆の方向だ。「ヤバイ」と思い引き返す。完全にロストしている。下ってきた道を上り返し、分岐点を探しながら走る。どんどん暗くなってきて、ヘッデンを持って来なかったことを悔やむ。
 やがて見覚えのある場所に来て辺りを見回すと分岐点がみつかった。こちらも踏み跡が少なく、薄暗くなってきて、いよいよ足元も見づらくなってきた。ただ、方角は合っているのでひたすら下りていく。小さな沢に出合い、その先にようやく車一台が通れる林道に出た。これで間違いないだろうと思う。しばらく走ると前方に灯りが見えてきた。もうとっくに夜と言っていいほどの暗さのなか、ようやく駐車場まで戻ってこれた。

 まぎれもなく道迷い。初めての低山で短時間の予定。行程はピストンだったのでヘッデンも持たずに甘く見てしまった。分岐点も偶然みつかったようなものだったので、ほんとにやばかった。命からがら気分で宿に向かい、なんとか新年会のスタートに遅れることなく到着。温泉に入って、生気を取り戻した。

 

 

f:id:arikuroyon54:20190114220722j:plain
f:id:arikuroyon54:20190114220732j:plain
f:id:arikuroyon54:20190114220747j:plain
f:id:arikuroyon54:20190114220757j:plain



www.movescount.com