RUN for UTMB®︎あるいは僕の、走ることについて語るときに僕の語ること。

2018年UTMB®リタイアからはじまる50代トレイルランナーの挑戦記。

2月23日(土)善通寺五岳山トレイルランニングレース

 午前6時に起床。窓を開けて空を見ると、今日は晴れそうな予感。しばらく前は雨予報だったのでたいへんラッキー。気温も下がっていない。

 スタバのハム&マリボーチーズとカフェラテの朝食。吸入薬も吸う。ジェルの用意を周到にして、7時過ぎにホテルを発つ。クルマで指定された駐車場へ着くと、すでに多くのクルマが停まっていた。歩いて受付会場の善通寺御影堂前へ。太陽の光が温かい。晴れてよかった。

 いちばんロングの僕のカテゴリーは予定通り午前9時スタート。僕はほぼ最後尾からスタートするが、僕のカテゴリーの選手たちはずいぶん前の方に陣取っている。関門時間が早いための作戦だろう。でも僕は、じぶんのペースでしか走れないのでいつものポジションからスタートする。

 最初はGOREの薄手のプルオーバーを着ていたが、上りで暑くなり脱ぐ。しばらく走ると、いつものウルトラトレイルと明らかに周りのペースが違うことに気づく。ひと言で言えば、べらぼーに速い。まるでハーフマラソンのようなペースに、いまの僕の位置からは見える。たとえそれが完走ペースぎりぎりだったとしても、そのペースで走れば、3周どころか2周ももたないのは明らかだ。周りがどうであろうと、じぶんのペースを守って進む。なにしろ病み上がりなのだから。

 事前にきちんと関門時間を調べてなかったのが悪かった。

 ペースを守り、一周目を終えて麓に降りてきて、さあ2周めはペースをあげるぞと思った矢先、スタッフから「関門時間です。」と告げられる。一瞬意味がわからず戸惑うが「ダブルだったら先に進めてトリプルだったら進めないんですか」と、とっさに疑問に思ったので口走る。そんなこと、事前のプログラムに書いてあるのに。3周は無理だと思っていたが、2周はしたいと思って走っていた。実際、ダブル(2周)の関門時間よりも50分は早く着いていたのに、トリプルの関門時間がそんなに早かったとは知らなかった。狐につままれたような気持ちで、ゼッケンを回収され、僕のレースは終わった。15km、2時間43分。ああ無情。トリプルはあまりにもスピードを必要とする。来年はダブルでエントリーしようと思った。

(2周めに撮ろうと思っていたので写真は無し)

 

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2月22日(金)レース前日

 あれこれ仕事をして、結局出発したのは午後5時半を過ぎていた。淡路SAでシェフおすすめの玉ねぎカレーを食べ、スタバで明日の朝食とカフェラテを持ち帰る。さらに高松道のSAでうどんを食べる。ご当地B級グルメ対決は、うどんの勝ち。

 午後9時にホテル着。昭和レトロなグランドホテルは、ベッドがモロにスプリングタイプ。しかも傾きがある。身体を痛めなければいいが。ユニットバス最悪と思って凹んでいたが、最上階に風呂があることを知る。恐る恐る偵察にいくと大人が3人入れる湯船とカランが4箇所の研修施設にあるような風呂だった。ユニットバスに比べたら、夢のような風呂だ。よく言えば前鬼の小仲坊の風呂のよう。しかも、入っている間は独占使用だった。

 風呂上がりにちょっとだけビールを飲み、ドリエルを飲んで11時半頃に寝た。

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2月18日(月)〜21日(木)身動きできない日々

 月曜日。ふくらはぎ、ハムストリングス大腿四頭筋、臀筋、すべてが筋肉痛。歩荷練は、眠っていた子を起こすように筋肉によく効いている。休眠状態から、いきなり2週連続でそうとうな荷重がきたので、いまあたふたして損傷した筋肉を修復しているだろう。新入園児の面接が5件、夕方からリーダーMTG。そんな一日に、お花からLINEが来て「インフルエンザで学級閉鎖になったので今から帰る」と。昨年はじぶんが罹って帰ってきたが、今年は逆パターン。木曜日に寮に帰るというから3泊4日だ。思いがけず、家族3人が揃うので、僕らにとってはうれしい誤算である。夜はひさしぶりに家族3人で食卓で団らん。

 火曜日。今日は千葉の短大の教授と学生が見学に来園。案内はほとんどキャプテンに預けて、僕らは新入園児面接5件。夜は、家人は明日の誕生会のケーキを焼くため、お花とふたり。リクエストはCORONA。

 水曜日。筋肉痛はまだ続く。誕生会。夜はお花のリクエストで串カツ。隣に座った1歳台の男児と夫婦に、かつてのわれわれを映す。

 木曜日。お花は午後いちの新幹線で帰京。新入園児面接は4件。夜は地元の大先輩のお通夜。

 結局、レースまでは筋疲労が抜けきらず完全レスト。悪あがきはしないほうがいい。

2月17日(日)歩荷練2回め

 先週に引き続き西六甲縦走歩荷練。
 今日もバックパックの重量は13kg。荷重を増やすにはまだ早いと判断。なにしろ今朝もまだ咳が出るため、吸入薬を朝いちに吸い込んだのだから。

 朝食は駅ナカのカフェで買ったサンドイッチとパンを、自家製カフェラテとともに車内で食べる。ほどよく晴れて、車窓から見渡す海も眩しく光っている。

 全長45kmの縦走路の、西端の駅を9時45分にスタート。気温は先週よりもだいぶ高い。トップスはHK100のTシャツにpatagoniaのR1プルオーバー、ボトムはARC'TERYXのゴアウインドストッパー素材のタイツで十分だ。歩き始めは金曜のダメージによる筋肉の強張りでしんどかったが、身体が温まってきてほぐれてきた。

 高倉台の手作り惣菜屋で昼食のおにぎりとコロッケを購入。小雨が降ってきたが、須磨アルプスでは快晴に。低山でも、天気は短時間で変わる。

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 高取山の上りは先週より10分短縮。自販機で買ったホットミルクティーとともに鵯越駅を越えた公園で昼食にする。

 

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 菊水山の上り口では、梅が咲き始めていた。上りは疲労がたまり、ちょっと苦労した。危うく、後続のおばちゃんに追いつかれるかと焦った。

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菊水山を下り天王吊橋手前の池には、先週いたマガモのつがいが2組、今日もいた。なんでこんな辺鄙な場所にずっといるのか不思議だ。ラスボスの鍋蓋山を頑張って上る。途中、ハイカーの若い男子一名に追い抜かれるほどペースダウン。鍋蓋山頂を過ぎて大龍寺に下りると、もうほとんどハイカーと出会わない。大龍寺下の広場で2度めのホットミルクティー休憩。あとは下りなのでTetonBrosのインシュレーションプルオーバーを着込む。

 誰もいない市ヶ原を過ぎ、さらに水量が落ちた布引貯水池、布引の滝を経てゴールの新神戸に先週よりも30分早く到着。脚の張りは先週よりもキツイ。

 今日の縦走路は、いろんな野鳥に多く出会った。気温が少し上がったことを、野鳥は敏感に感じているのだろう。冬の出口、春の入り口に、差し掛かったようだ。

 

 

2月16日(土)のんびり仕事レスト

 毎週土曜日は、レースや出張、休暇がない限り、基本的に仕事。朝7時から夜7時までは保育があるので、万が一のアクシデントに備えて待機する、という側面も小さくない。ウイークデーにできなかった仕事にがっつり取り組むときもあるが、今日はのんびり。ときどき園庭であそぶ子どもたちを見て、息抜きしながら。

 昨日久しぶりにロードを走った筋肉痛が大腿四頭筋に現れているので、夜練習も明日に備えて中止。家人と差し向かいでゆっくり夕食を食べて、風呂も入らずバタンキューした。

2月15日(金)ロード練習再開

 本日は、子どもたちの一年間の育ちの集大成をお披露目する『生活発表会』。

 われわれは、これまで生活発表会というタイトルを掲げてきたが、これまではお披露目するための演し物をわざわざ新たに企画して、日々練習して舞台で「演じる」ことでお茶を濁してきた。というか、幼稚園で開催される世の中の発表会は、ほとんどそのように作られている。演し物が演劇やオペレッタだったり、合奏や合唱だったり、リズム遊びや形態模写だったり、子どもたち一人ひとりの好むと好まざるとに関わらず、皆で「練習を積み重ねて」できることを素敵に華麗に演じるスタイルが「発表会」である。

 それを、今年ついに、ふだんの「生活(あそび)」を「発表」するスタイルに改革した。子どもたち一人ひとりが、一年間楽しんできたあそびを舞台上で披露する。ただそれだけの発表会。縄跳び、焚き火でクッキング、かくれんぼ、ファッションショー(変身)、ドッジボール、野球、サッカー、お笑いコント、新喜劇、LaQ、あやとり、カルタ…どうすれば舞台上で実現できるかもじぶんたちで考えて、客席をも巻き込む演出も加えて、先生といっしょに普段通りに再現した。
 見事に舞台上でリラックスしてあそぶ子どもたちを見て、65年かけてやっとここまで到達できたと感慨深いものがあった。スタッフたちの大きな達成であり、ふりかえりでは心から褒めた。

 夜は、先週の筋肉痛もとれたため、約4週間ぶりのロード練習10kmへ。気温は7度。少しは寒さもやわらいできた。
 恐る恐るスタートし、一歩一歩を慎重に出す。もちろん故障前のように走れるわけはないと承知している。走り出しはキロ6分くらいでも呼吸が乱れ、足もすぐに重たくなりスピードは途中キロ7’19まで落ち込んだ。予定通り10kmは完走できたが、平均心拍数は174bpm、1キロ平均6’34が精一杯。この調子では来週の45kmトレイルレースは完走は難しそうだ。でも悲観的なわけではない。だいたいこんなものだろうという調子の悪さだ。左踵は相変わらず痛みはあるが、やはり走っても支障はまったくない。

 ランニング後は店内工事が終わったCORONAへ。行かないと言っていた家人も合流したため、鴨のロティと雲丹のクリームパスタとイカスミリゾットまで食べることができ、大満足。

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2月14日(木)終日接客対応

 朝から夜まで来客対応の一日。

 午前中は、はじめてお会いする建築家のO氏と、クライアントの認定こども園のK氏。増改築を計画中で参考にしたいとご見学。2時間たっぷりと全施設をご案内して、参考になったと喜んでいただけた。

 午後は知り合いの認定こども園のY氏が給食について相談に来園。彼も初来園だったが、施設は厨房とカフェのみのご案内で、自園での給食の取り組み方を管理栄養士とともに解説する。ふだん飲むことの無いアイリッシュウイスキーをお土産にいただく。感謝。

 夕刻より研究会仲間のK氏から園内研修のご相談。園内の人間関係について話を聴き、有効な園内研修について検討する。2時間以上話を聴いて、概ねこんなことをやろうという内容を、なんとなく決める。チームづくりは一回の園内研修でなんとかなるわけではないことはK氏もご承知。それでも一石を投じてもらうだけでも良いと。4月からの新チームの関係性が、少しでも良い方向へ動き出せるようなお手伝いをしなければ。

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