先週に引き続き西六甲縦走歩荷練。
今日もバックパックの重量は13kg。荷重を増やすにはまだ早いと判断。なにしろ今朝もまだ咳が出るため、吸入薬を朝いちに吸い込んだのだから。
朝食は駅ナカのカフェで買ったサンドイッチとパンを、自家製カフェラテとともに車内で食べる。ほどよく晴れて、車窓から見渡す海も眩しく光っている。
全長45kmの縦走路の、西端の駅を9時45分にスタート。気温は先週よりもだいぶ高い。トップスはHK100のTシャツにpatagoniaのR1プルオーバー、ボトムはARC'TERYXのゴアウインドストッパー素材のタイツで十分だ。歩き始めは金曜のダメージによる筋肉の強張りでしんどかったが、身体が温まってきてほぐれてきた。
高倉台の手作り惣菜屋で昼食のおにぎりとコロッケを購入。小雨が降ってきたが、須磨アルプスでは快晴に。低山でも、天気は短時間で変わる。
高取山の上りは先週より10分短縮。自販機で買ったホットミルクティーとともに鵯越駅を越えた公園で昼食にする。
菊水山の上り口では、梅が咲き始めていた。上りは疲労がたまり、ちょっと苦労した。危うく、後続のおばちゃんに追いつかれるかと焦った。
菊水山を下り天王吊橋手前の池には、先週いたマガモのつがいが2組、今日もいた。なんでこんな辺鄙な場所にずっといるのか不思議だ。ラスボスの鍋蓋山を頑張って上る。途中、ハイカーの若い男子一名に追い抜かれるほどペースダウン。鍋蓋山頂を過ぎて大龍寺に下りると、もうほとんどハイカーと出会わない。大龍寺下の広場で2度めのホットミルクティー休憩。あとは下りなのでTetonBrosのインシュレーションプルオーバーを着込む。
誰もいない市ヶ原を過ぎ、さらに水量が落ちた布引貯水池、布引の滝を経てゴールの新神戸に先週よりも30分早く到着。脚の張りは先週よりもキツイ。
今日の縦走路は、いろんな野鳥に多く出会った。気温が少し上がったことを、野鳥は敏感に感じているのだろう。冬の出口、春の入り口に、差し掛かったようだ。