この一週間もいろいろあったが、僕の頭のなかはずっとこの日のことでいっぱいだった。特に、初めてする「公開園内研」をどう組み立てるかをずっと考えていた。キャプテンUと打ち合わせながら、こんな流れでいこうと思うという素案はできあがっていたが、果たしてそれでうまくスタッフたちにスイッチが入るかどうかが自信がない。あれこれシミュレーションしながら、午前中まで配付資料の準備をする。
途中から雨が降り出して急遽プログラムを変更しながらではあったが、スタッフはふだん通りの保育をできたようで、保育参観後のフィードバックや質疑応答も的外れなものはなかった。実行委員長と食べるお昼ご飯のことをまったく考えていなかったので、急遽スタッフに弁当を買ってきてもらう。徒歩数分に百貨店があるので、こういうときにも平然と対応できるのがいいところである。
いよいよ初公開の、公開園内研。テーマは教育課程のリニューアル。新しい教育要領にあわせること、過去4年間で子どもの姿が変わってきたことを受けて、これまでの教育課程をつくりなおすための最初のセッションとした。参観は午後4時までだったが、ほとんどの参観者が終了時刻の5時まで、グループでの話しあう様子を熱心にご覧になり、フィードバックシートにも多くのコメントをいただいた。感謝。最後に実行委員長から感想とアドバイスを頂戴し「姿ベース」と「力(チカラ)ベース」というキーワードを教えていただく。まさに、われわれがやろうとしていることそのものである。
スタッフでふりかえりをして、この課題への取り組みは来年度続けていけそうだと手応えを感じられたことがよかった。次はキックオフ合宿だ。