RUN for UTMB®︎あるいは僕の、走ることについて語るときに僕の語ること。

2018年UTMB®リタイアからはじまる50代トレイルランナーの挑戦記。

生涯スポーツを支えてくれる名トレーナーの存在。

休足日。

運良くN院長90分の予約が取れた。

院長は大学日本最強アメリカンフットボールチームのチーフトレーナーである。

そんな名声を頼りに期待して初診を受けてからもう10年は経つと思う。40年以上、数多くの人に身体をさわってきてもらったが、院長の手技は一度でその違いを実感した。

基本的に毎週メンテナンスしてもらっているが、仕事の都合で予約が取れないことがある。週初めから金曜日までに疲労抜きができなかった土日の練習は、怪我と背中合わせだ。

先週もノーメンテだったが、かろうじて怪我はまぬがれた。で、今日は全身をまるで拷問のように痛めつけられてほぐされた。第一、第ニ頸椎がガチガチに固まっていたらしい。自覚していた感覚と同じである。

治療後は、まるで身体が浮き上がるほど軽くなる。これで週末まで一気にやりぬける。60分と90分では効果が1.5倍ではなく3倍に感じる。

この年齢になり、もはや、N院長のメンテナンス無しには走れないことをあらためて確信した。

よきトレーナーの存在は、平凡な市民が生涯スポーツを行う上で欠くことのできない条件であると強く思う。