2019年8月からパーソナルコーチにTrainingPeaksで練習を管理してもらっている。その記録を一度ふりかえっておこうと思う。
走歴30年を超えるが、ようやくというか初めて練習計画を立てて(もらって)毎日練習できるようになった。これまでそれができなかったのは、仕事と生活のバランスをうまくとることができなかったからで、それは生来のナマケモノ体質が影響しているのは間違い無い。仕事が忙しいことを理由に、これまでは平日の練習は「気が向いたときだけ」。コーチにはまず、過去のログを見せて、その痛いところを突かれた。余裕がなかったのだ。逆に言えば、そこを改善させれば、まだまだ「復活」は果たせる。伸びしろはあるだろう、ということだった。
UTMB®2019。CTLがわずか49。こんなパフォーマンスで完走できるわけがなかった。
その年の秋の神戸マラソン。順調に練習ができ、10年ぶりのフルマラソンにもかかわらず、完璧なネガティブスプリットで走り、目標の3時間半切り。このときのCTLは67。
今年のピークだった2月の善通寺。ほんとうに気持ちよく走れた。CTLは72。
そして運命の故障。ここから坂道を急激に下る。春先の故障は痛い。この先ほぼ歩きだけの練習。
5/22のCTL28を底に故障が明け、夏場はインターバルを中心にした練習で順調にパフォーマンスを上げる。8/15にCTL57まで戻したが、その後の30日に右脚故障。さらに追い打ちをかけるように9/23に同じ箇所をさらに傷める。慎重に治療をしていき10/24にCTLは過去最低の26まで低下。
11/28にLSD75、一週間後12/6にLSD90を難なく走れ、ようやくいまCTL35まで戻り、これから練習を積み上げていく期間にはいることができた。まともに走れるようになるまで、まる3か月かかったことになる。コロナ禍でレースがすべて無くなったが、もし通常通りあったと思うとぞっとするシーズンだったとも言える。
長いトンネルを抜け、これからは徐々に回復期から土台作りの練習となる。やれやれ。