RUN for UTMB®︎あるいは僕の、走ることについて語るときに僕の語ること。

2018年UTMB®リタイアからはじまる50代トレイルランナーの挑戦記。

12月8日(土)独りで映画を二本。

 妻は昨日から東京に寄宿する娘の学校の保護者会に。
 今朝は掃除を済ませ、朝の勤行の後、遅れている12月のコラムの執筆にようやくかかる。予定通り書き終えて、午前の診療ぎりぎりに鍼に行く。
 針の後、カレーつけ麺中盛を食べ、散髪へ。
 散髪を済ませてから現場の様子を伺い、大丈夫そうなので映画を予約する。
 ご縁のある漫画家の代表作の映画。テーマは重たいが、描写はいささか掘り下げが足りないように感じた。演出も演技も深みがない。

 当日、映画館の会員更新でもらった千円チケットを使うために二本目の映画を予約する。ブルゴーニュの家族経営のワイナリーの物語。ワイン好きなら観ておきたい一本。

 監督はセドリック・クラピッシュ。聞いたことがあると思ったら「猫が行方不明」の監督だった。映画はワイン造りや畑の継承の大変さをそれを受け継いだ家族の肖像として描いている。四季折々の美しいぶどう畑からワインを造る工程は、この時代にあって、あまりにもアナログである。しかし、こうした手作り感こそが、人と自然が織りなす最高の仕事なのだろうと思う。

 この映画を観たあとと前では、ワインに向き合う姿勢がまったく異なるだろう。

burgundy-movie.jp