RUN for UTMB®︎あるいは僕の、走ることについて語るときに僕の語ること。

2018年UTMB®リタイアからはじまる50代トレイルランナーの挑戦記。

11月30日(金)研修5本目(ラスト)

 忙しかった11月も今日が最後。5本目の研修が初めてのS市であった。テーマは保育ファシリテーター。2回シリーズ1回目。

 朝から出発ギリギリまで準備。先々週は参加者100名で今日は20名。どちらがやりやすいかは、一概には言えない。数ではなく、参加者の参加度によるからだ。同じことをしても参加者から受けるフィードバックはその都度違う。それに応じてアジャストしていく。アジャストするのは、表現方法だったり、時間配分だったり、プログラム内容だったりさまざまだ。そこがワークショップの醍醐味であり「ナマモノ」といわれる所以である。一方通行の講義にはない面白さがそこにあるし、だからこそ僕のような「アウトサイダー」が「講師」となれるのだ。

 馴染みのない地域なので早めに到着する。会場はいくつかの研修室やホールを備えた市の施設。準備をしてすぐに、KPの「基本セット」と大事な進行表を忘れた(よくある)ことに気づいた。進行表は写メをLINEしてもらい、基本セットは無しで話すことにした。参加者は、ファシリテーターという言葉を聞いたこともない人も半数近くいて、そのため前半は基本を1時間かけてレクチャー。自己紹介をしてもらうと、かなり旧モデルの保育者たちであることを感じたため、今年のふりかえりを漢字一文字で発表することにした。ベタなネタだが、それでも参加者にとっては新鮮な楽しさを感じるものだったようで、表情がゆるんできた。

 休憩時間にコーヒー☕️がデリバリーされる豪華さもあり、徐々に参加者の緊張感も解けてきた。時間がだいぶ予定と変わってきたため、メインは『価値観』のみにした。

 無事終了し、来年度のオファーもいただく。参加者20名でいいのかと老婆心ながら思う。そもそも20名すら怪しいと思うがいいのだろうか。

 帰宅後、夜飯は昨日オープンした近所の割烹へ。淡路島から移転してきたらしい。魚は新鮮だったが量が少ない。あまり食べないじぶんたちでもやや物足りないくらいだ。それにしても板さんが一人で切り盛りするのはちょっと厳しそうであった。

 明日は熊野。体感的には疲労が抜けていい感じだと思うが、果たしてどうなるか。