あの頃。Qのファンであることはいささか「恥ずかしい」ことであった。『ミュージックライフ』で幾度となく人気投票の上位を占めた。各部門で上位を占めれば占めるほど、恥ずかしさは加速した。恥ずかしくないのは、深い紫や赤いツェッペリンさんのファンであることだった。
ところがそれは、彼の死によって覆される。彼の死によってエイズという病気の偏見は解かれ、彼らの偉業が正当に評価されるようになった。そして彼らは『伝説』となった。
僕が13歳のときに、ナマで最初に観た外国人アーティスト。
早く観たい。そしてスクリーンに向かって、あの頃と同じように歌いたい。