RUN for UTMB®︎あるいは僕の、走ることについて語るときに僕の語ること。

2018年UTMB®リタイアからはじまる50代トレイルランナーの挑戦記。

10月30日(火)13kmフリー走(11.8km/h)。いもほり遠足とスパムおにぎり5個。

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いもほり遠足第一陣の日。白い綿雲が泳ぐ絵に描いたような秋空。Tシャツの上にナイロンベストを着てちょうどいい気温だ。台風の影響でサツマイモが例年よりも育っていないが、こうして掘れるだけでもありがたい。

帰園後もミーティングがたて続きにあり夜ランのスタートが遅れる。ラン前の補給食を食べる時間もなかったため、弁当で残していたスパムおにぎりを走る直前に胃袋へ収める。スパムおにぎりは朝2個、昼2個、そしていま1個であわせて5個目。僕にとっての最強クラスのパワーフードである。

今夜は急激に気温が下がったようだ。この秋初めてTシャツでは寒いと感じる。選択肢はいろいろあるが、トップスはTetonBrosのロングスリーブにしてみる。頭もダックビルキャップからBuffに変えて、秋スタイルでのいつものナイトラン。

スタートからペースを上げて3kmめを5'06"とするが、だんだん消化不良のスパムおにぎりが胃にずっしりと重くのしかかり苦しくなってくる。胃の重さは脚にも伝わり4kmめを5'31"、5kmめを5'22"とペースダウン。このまま終わるかと思ったが、呼吸を楽にしてがまんしていると6kmめを5'13"まで回復でき、その後は再びペースを上げて行くことができた。最後の1kmは4分切りを目指してダッシュしたが9秒およばず。そうかんたんにはいかないな。

それでも調子のよくないなかでの13kmのラストをここまでタイムアップして走れるようになったのは、僕にとってはなかなかの達成である。こうしてUTMB®以降に変えた練習方法が着実に結果に現れてくるのは、まだまだ俺も捨てたもんじゃないなと思える。それは諦めていたじぶんへの期待を、わずかだが取り戻せたといえるだろう。

レースでそれを確認する最初のターゲットは、12月の熊野古道。それまではほぼロード練習だけでやってみようと思う。

 

晩飯は家人による、宮島豆腐の湯豆腐鍋、チキンカツ。野菜炒め。7:2:1くらいの割合で食べる。赤ワインはグラスに2杯。

明日で10月も終わり。怒涛の11月が始まる。

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